2008年09月06日

何か微妙に泣けてきた@AVP2

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

○きょうは昼間天気が良くなかった(というか雷鳴が聞こえてた)ので外出を控えて映画DVD消化。
 で、選んだのは手近にあったAVP2(とサンゲリア)ですが…

 何か今回はエイリアンの存在感が足りないような気がします…プレデターは元々少数精鋭ちっくな使い方をされてるので少なくても(いやでも本作の一人?は少な過ぎる気が)まあ妥協できる範囲として。前作のエイリアン側ボスがクイーンだったのに今回はプレデタリアンと大分スケールダウンした感があるのも微妙にがっかり。

 やっぱり、エイリアンとプレデターの戦いに人間が絡み過ぎるとイマイチ食い足りない感じがしていかんですね。前作のように「あくまで人間は巻き込まれた弱者」のポジションで忘れた頃に出てくる方がいいのではないかと。

投稿者 shizune : 20:47 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月19日

つい最後まで観てしまった

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

○きょうはDVD/HD DVD「トランスフォーマー」の発売日ですよっと。

071219.jpg

 ちょっとだけ観るつもりだったのに、つい最後まで観てしまったヨ。やっぱ面白い&HD解像度で観ると迫力が違いますねー。

 一応うちの再生環境では安物の5.1chスピーカーありまして、そちらでもそれなりにいい感じの音響を楽しめたのですが、やはり5.1chDD+対応機器で再生したらどうなるんだろー? と少し気になりました。と言っても夏ボくらいまで待たないと手を出せそうにありませんが…

 #フルHDTVへの買い替えとどちらが先かは、結構悩ましいところであります。でも個人的に液晶TVは箱○メイン(&HD DVDプレイヤーも廉価でD4が限界)なので、別にTVはD4でも困らないんですよね…

投稿者 shizune : 23:18 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月17日

すごい気合が入った再販@片腕ドラゴン

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

○漸く片腕ドラゴン届いたー!
 そして開封&視聴…何だこれ、映像がデジタルリマスターされてるじゃないか! しかもパッケージには「オリジナルキャスト再起用による新録日本語吹替音声」とか書いてあるし、めちゃめちゃ気合入ってるじゃないか。うわー、片腕カンフーもこれくらい本気でリマスター再販してくれませんか!

 カンフーの動きが古くさいとか、呼ばれる武道家がいちいち胡散臭い(格ゲーが散々出尽くした今となってはそうでもありませんが)くせに全部カンフーの動きくさいとか、そんなところがやはりサイコーなのです。ジミー先生の卑怯極まりない戦法や敵に対する容赦の無さも片腕カンフー同様(てかこっちが前作ですね)でステキです。

 こんなステキ映画がデジタルリマスターされて(版元は変わってますが)再販されるなんて…やっぱりビデオ作品集めるならDVDだね!

(´-`).。oO(昨日と言ってることが思い切り矛盾しとる…)

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2007年08月10日

映像が古びても恐怖は褪せず@悪魔のいけにえ・雑感

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

○漸く買った「悪魔のいけにえ」DVD観ました。
 リメイク版は劇場で観たんですけど、あっちより断然こっちの方が怖い。

 ※細かいコメントは例によって翌日以降書かせていただきます…

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2007年08月06日

やる気なさ過ぎ@リベリオン・HD DVD版

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

某所の千早新曲をループしながらこれ書いてます…

○漸くHD DVDプレイヤーを動かす機会ができたので視聴。
 起動に時間がかかる(二十秒くらいかな、OSロード画面でも出してくれれば未だ安心できるのに)とか、HD DVDディスクマウントまで十秒くらい待たされるとか、ちゃんとHDMI/光デジタル同時に音声出せたとか、HDMIを介したアプコン性能が思ってたよりいい感じだとか、プレイヤー自体への感想も色々あるにはあるのですが、今はタイトル通りの気持ちでいっぱいです。

 正直、HD DVD版リベリオンの手抜きっぷりにがっかりした。どれくらいがっかりしたかは↓画像を見て頂ければ分かるかと。

信じられないことにこっちがHD DVD版メニュー DVDとしては当たり前ぽいですが、やる気の感じられるDVD版メニュー

 どっちのメニューがHD DVD版だと思いますか? 思いますか…

HD DVDプレイヤーによるDVDアプコン HD DVDの映像

 もう何か、DVDのアプコンでいいような気がしてきました…こんなにHDを実感できない映像はこのソフトだけだと思いたい。

HD04.jpg

 でも、再生しながらメニューが開けたりするのは微妙に便利だと思いました。ダサいメニュー画面じゃなければもっと良かったのですが…

投稿者 shizune : 21:37 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月21日

何この気恥ずかしい思い出@秒速5センチメートル・雑感

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

○「秒速5センチメートル」観ました。
 映像は相変わらず何とも小奇麗で美しい(んだけど現代劇の筈なのに微妙に首都圏の風景が近未来SFくさい)。相変わらず映像はシーンの連続体。ストーリーになるには繋がりが弱く、キャラクターが無個性的で且つエピソードも一般論的なので、映像の情感を汲み取るには自分の過去を投影してある程度補完する必要があります。そういったキャラクター造形の薄味加減がひじょーに好みの分かれるところかと。まあその辺は新海作品の常なのですが…

 詳しく言うとネタバレ(って程でもないんですけど)になるので巧く表現できませんが、何とかネタバレにならない範囲で感想を書くと

 「男性オタがちょっと自分を格好つけるために書いた恋愛小説」ちっくなお話(一応褒め言葉です)。

 って、よく考えたら主題歌の歌詞読んだら内容想像つくからネタバレ防止の意味があんまりないよな…まあでも、私の場合意識しないとぽろっとネタバレしてしまう悪癖がありますので、ここは一応配慮しとこう。

 流石に以下はネタバレ配慮で追記に格納。

 第一話、第二話辺りは単発エピソードとして読めばまだ共感できる要素があるだろうけど、第一話→第二話の間の重要な部分が語られず終いなので、主人公の変化を理解するためにもう少し(暗示でいいので)描写が欲しいところ。飽くまで短編集だからそれでいい、視聴者の想像に委ねるというスタンスで作った作品ならそれで構いませんけど…

 これ、ストーリー面から言えば多分男性受けはいいと思うけど女性にとっては微妙だと思う。ヒロインが今時時代遅れな「物言わぬいい娘=野郎が都合良く描き出す幻影的美少女」だしなぁ。てゆーか結局このお話って、女の子に対する憧憬とトラウマを抱え続けた野郎が過ぎ去った時間の中で「気付いてしまう」ことが主題ですからねぇ…(然し悪いのは「あの場面で」「好きだ」と言えなかった主人公なのですが)。

 この過去の甘い思い出を引き摺ったまま大人に「なってしまう」感覚って女の子には分からない、きっと。二次元萌えに精通するダメ人間の方が寧ろ共感できるお話じゃないかと。女の子は浪漫やら憧れを思い描きつつもきちんと心の中で算盤使えます=思い出を清算できますけど、野郎は思い出を思い出として片付けるの下手なのですよ。

 野郎のそういう女々しく感傷的なところを山崎まさよしの「One more time,One more chance」で美化してる辺り巧いなぁ、と感心したと同時に、曲のいいとこで一瞬きらりと光る結婚指輪に泣けてきた。

 …要するに、ここに書いてあることが「意味分からん」って人が観ても面白くない作品で、分かる人にとっては非常に身につまされる作品ですw

投稿者 shizune : 01:10 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月27日

今こそ必要な荒唐無稽@チャンピオン鷹・雑感

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

リトバスOPがみょーに気に入って、きょう一日聞き続けてる私です。いつものだーまえと何か違う。

○てな訳で(?)、DVDで買ったチャンピオン鷹見てました。
 昔(確か小学生の頃)クラスのヤツがめちゃくちゃ面白そうに感想語ってたのが頭の片隅に残ってまして(けど少林サッカーの時には作品名思い出す程度だった)、二ヶ月ほど前に廉価DVDの一覧で邂逅を果たしました。

 で、今日漸く観る時間を作れたのですが…笑った笑った、めちゃ面白かったっす。いや本当これ少林サッカーの原点、つーか前作じゃないのかと言いたくなるほど共通点が多い。てか、単にシャウ・シンチーがチャンピオン鷹をリスペクトして作ったんだろうな…

 ただ、少林サッカーがCGも活用してド派手な功夫サッカーをメインにしてるのに対して、チャンピオン鷹は八百長と喧嘩が多めのやくざなサッカー映画?になっております。決闘試合で負けたらエースの脚を切るとか、どんだけ前時代的(つーか既にスポーツじゃねえ)なんだw

 あとサッカーに対する描写・考え方も時代を反映していて、少林サッカーがチーム全員功夫サッカーの使い手で全員がそれぞれ見せ場を持ってるのに対して、チャンピオン鷹は(どちらかと言うと)ひとりのエースの戦闘力で万事解決って感じ。残りの選手名無し状態でGK大して役に立たないし。

 まあ、どっちもどっちで面白い映画なんですけど、個人的にはチャンピオン鷹くらいの荒唐無稽さが好みだったりします。サッカーを題材にしながらもカンフー映画の要素が色濃く残ってる辺りがもう堪らんです。少林サッカーも十分荒唐無稽なんですけどね…

投稿者 shizune : 23:51 | コメント (0) | トラックバック

2007年04月09日

切り取られた世界の描く暗喩@エコール・雑感

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

○という訳で、今日は「エコール」の感想を。
 設定やら内容に関して書いてしまうと、映画を観る意味が殆ど損なわれるんじゃないかと思われますので詳しくは書きません。以下、思いつくがままに感想を。

 本作の印象としては「描きたいモチーフに沿って隔絶された世界を用意し、その中の出来事を曖昧かつ退屈に描き、象徴としての少女の束の間の美しい時間を切り取った」という感じがしました。

 もしくは「登場人物個々人のあり方や感情などに重きを置かず、『少女』という一定の時間を都合よく切り取って美化した映像」とでも言いましょうか。おにゃのこの裸が沢山出てこようと、ぎこちなく踊ろうと、彼女たちの名前が何と言おうとそこには大して意味が無く、少女を遠くから眺めて愛でてるような感覚で映像が流れて、気がつくと少女を卒業して俗世に還っていく。そんな映像。

 ゆえにストーリー性はほぼ皆無に等しく、凝った設定や人物関係も描かれず、少女達の言動さえも明示的な根拠がない。如何にもヨーロッパ映画(特にフランス映画)らしい語りの少ない作品と言えるでしょう。そういった映画ゆえ誰かに感情移入することもなく、謎解きを愉しむでもない。

 それがいいか悪いかは兎も角、『少女』が不可思議な学園に入る場面から始まり、『少女』が不可思議な学園を離れていく場面で終わる辺りに、作り手があくまで『少女』を、人格や個性や欲望によらない象徴的な『少女』を描きたかった(或いは愛でたかった)のだなーと感じられました。

 だけど、ここまで極端に個性も感情も社会も描かれない映像作品だと、あまりにも作り手の都合に合わせ過ぎた舞台設定で『少女』という主題が些か表層的に過ぎるという気も多少。『少女』だって、ただぷにぷにして可愛らしいお人形さんではない訳で。

投稿者 shizune : 20:48 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月15日

日本語正規版の復刻を求む…

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

ねんがんのかたうでドラゴンをてにいれたぞ!…と思ってジャケット画像に釣られたら、中のディスクは英語版(字幕なし、音声のみ)だったよ(;´д⊂)

※まあ、カンフー映画の英語なんてそう難しくないですし、話の流れは知ってますから意味は分かるんですけどネ。

そんな英語版でさえ、映画の内容の(いい意味での突き抜けた)滅茶苦茶さは十分分かりました。なるほどこれは凄い…こんな無茶苦茶な敵達に襲われまくったら、仮に片腕ドラゴンが天下無双の武術の達人であっても「片腕カンフー〜」のような卑怯者になるわ。

(´-`).。oO(日本リリース版は中古でさえ高値だからなぁ…ぁゃιぃ英語版で我慢しとくか)

投稿者 shizune : 23:12 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月05日

やられたら殺り返せ@ドラゴンvs不死身の妖婆

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

ねんがんのDVDぼっくすをてにいれたぞ!

…という訳で早速「ドラゴンVS不死身の妖婆」(伝説のドラゴン ジミー・ウォング コレクターズ DVD-BOX収録)を鑑賞。

アクション自体は時代が時代なので微妙なところもありますが、激しく勘違いした設定内容と不死身のババアのインパクト、更にはジミー先生の手段(道具?)を選ばない戦闘ぶりが面白くて満足(ストーリーの無茶苦茶さと日本語の奇妙さはキル・ビルに通じるものがあります)。

流石に「片腕カンフー〜」ほど用意周到・卑怯さ満点のジミー先生とは違うんですが、親戚を病院送りにされた仕返しが全員抹殺って辺りには溜飲が下がるというか、笑いが止まらないというか。要するに荒唐無稽過ぎるくらいの方が映画としては面白いよねー、ってことです。

何か無性に「片腕ドラゴン」を観たくなった!どうにかしてDVD手に入れないと…(註:日本で正式に発売されたDVDはとっくの昔に絶版で入手困難です。よって輸入版を買いに行くしかない状況だったり)

#夜にでも「ドラゴン覇王拳」を観ようかと。

投稿者 shizune : 15:40 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月11日

凄く今更でアレなんですが… 〜ほしのこえ・雑感〜

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

この三連休、寝込んでたこともあって漸く年末年始録り貯めた番組を鑑賞・消化できた感じです(一部、鑑賞放棄したものもあったような気がしますけどね…)。

その中で、CATV放送してたのをDVD-R(CPRM対応)に放り込んで放置したままの
「ほしのこえ」を拾い出して鑑賞しました。実は初見だったりします…あはは。

全体観て思ったのは、「絵は確かに綺麗で手間がかかってるんけど、肝心のお話部分の組み立てがなってない」感じ。
華奢ーんも簡単に言えば同じ感想ですけど、華奢ーんの方は「映像に情報がなくて話もスカスカだけど、絵の見栄えは綺麗」、ほしのこえだと「映像に(物語の)補足的情報は篭められてるけど、観客の知識に依存し過ぎた記号的ガジェットが多過ぎ、なおかつ断片的過ぎる」って感じです。

※紀里谷氏も新海氏も映像製作上がりの人だから脚本ができないのは当然ですが前者は「映像に物語的な意味を溶かし込む能力が欠如してる」脆弱性を抱えてて、後者は「映像に設定小ネタは仕込めるけど、人間心理の方向付けが散漫」という脆弱性がある。→華奢ーんの私的感想に関しては、こちらを

両者の比較は置いといて「ほしのこえ」単体に話を戻します。

「お話部分の組み立てがなってない」と前述して斬り捨てた訳ですが、それはミカコの行動規範が「ノル君へのメール>自分の生存」という非常識なもので成り立っており、戦闘中自分が死ぬ(or宇宙に置き去りになる)かも知れぬ状況でなお携帯端末に縋るんだけど、彼女にとってノボル君は何?って部分が十分表現しきれてない=彼女の感情表現の起点・基準が掴み切れないからで。(あと、携帯端末を持ち込んで折々メール打つのは軍規違反じゃないのか?)

この話の設定で仮に「ミカコとノボルは夫婦ですが、新婚初夜もそこそこにミカコが徴兵されちゃって二人は離れ離れになっちゃいました」て状況なら、ミカコの言動もある程度観客側にとって理解して貰えるものになるんですよ。お互いを心身共に「縛る」ものがあればある程、離れた相手への想いは強くなるものですからね。

けど、ミカコの言動を規定するのに必要な心情的「縛り」が全然足りないし、メールも一方通行(ミカコ送信→ノボル受信)でミカコだけ勝手に昂ぶった感じに見えてしまう。何でノボルから送信するメールが作中出てこないのか?ノボルは目の前の現実に、離れたミカコ以上の魅力を感じられなかったのか?…と、プラトニックラブという言葉でも片付かないほど二人の関係が不明瞭。

映像面で賞賛されるのは(新海氏が使ってるツールを自分も弄れる分、手間や労力が感じ取れて)理解できるんですが、脚本・作劇に穴があり過ぎます…

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2004年10月17日

すれ違いゆえの悲劇&作劇 〜新座頭市 破れ! 唐人剣・雑感〜

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

という訳で、先日CATV録画した「新座頭市 破れ! 唐人剣」を漸く鑑賞。

基本的に座頭市もジミー先生(=唐人)も自分の思惑と関係ない所で巻き添えを食い、お互い言葉が通じなくて決闘せざるを得なくなるという展開。

主役側のキャラは周囲の言動を常に信じ、悪人は力で負けない限り唐人や座頭市を悪者に挿げ替えて自分のいいように物事を進めようとする。話の流れを切り出すとたったそれだけのことなのに、座頭市の立ち回りが常に悪い状況を生み出してチャンバラを起こす辺りはお約束。結果死屍累々…

改めて感じましたが、勝新の座頭市はたけし版より下世話で道化じみた感があって面白い。一言で言えば「人間くささが画面から漂ってくる」感じ。(たけしの座頭市も嫌いじゃないんですが、彼のはかなり機械的な感じ)ジミー先生は出番が少なめなので、比較も感想もあまり出せないかなぁ…

そうですねー、対決ものというより「座頭市」の番外編と思った方が適切。ジミー先生も「片腕ドラゴン」というよりは「片腕剣士」ですからね〜。いやでも、面白かったですよ。今の邦画にない下世話な匂いがとてもいい。

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2004年10月11日

アメリカ的スポイルは否めないか 〜Kill Bill Vol.2・雑感〜

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

という訳で、今回は劇場公開の時も詳述しなかったVol.2の感想。

元々1本で撮って上映する筈だったキル・ビルが二分割されたのは有名な話ですが、私から見ればどうもその辺が災いしたような感じ。

いや、確かにVol.1、Vol.2それぞれ単体で観て楽しめる映画ですが、Vol.1で無茶やり過ぎたせいかVol.2がどうにも地味に見えてしまう。タランティーノ一流の台詞回しもあるにはあるけど、変に説明的で作品の本懐からすれば饒舌に過ぎる(※)感があってVol.2は微妙。

(※)=終盤ビルの台詞、コミックヒーローに喩えたザ・ブライドの置かれてた状況の説明などは個人的に蛇足だと思います。「お前は本当に幸せになれると思ったのか?」の問いとかChapter#6のビルの言動で十分表現可能だったような気が…

基本的にこの作品ではキャラの立ち位置がタランティーノ過去作品より明確で固定されている(#)ので、心理描写的な台詞や過剰なキャラの味付けって作品のテンポを損ねる恐れがあるんですよね…

(#)=レザボア、パルプは作中の時間軸やキャラの関係を流動的に振り回しつつきちんと収束させていく脚本が面白いけど、キル・ビルは殺す人、殺される人の立場が明確な作品なので殺される側のキャラの描写は余り細かくない方が望ましい。細かくするなら、その分決闘シーンは丁寧に描くべきかと。

例えばバドですが、ビルの弟だったり半蔵の刀を持ってたりする割に「バドがどんな殺し屋だったか」イメージする為の情報は割と希薄。(サムライソードを持ってる割に岩塩ショットガンを容赦なく撃つし、棺桶埋葬で殺そうとしてる割には逃げれるよう?懐中電灯持たせたり)

ヴァニータ・グリーンも一見そう見えるんですが、作中の言動の流れから「一流のナイフ使い」で「娘のために足を洗った」とか何となく殺し屋としてキャラが判るというか、ザ・ブライドとの共通性や対比を描写する存在なので、彼女はあれでいいんじゃないかと思われます。

少し話が逸れましたが、要は「Vol.2では復讐劇を盛り上げる演出が物足りないように感じる=ザ・ブライドが相手を『殺す』意味合いが希薄な描き方に落ち着いてる(☆)」点がVol.1とのハマり度の差となって現れて「地味だなぁ」という印象を持ってしまうんですよね。

(☆)=ヴァニータ・グリーンの場合は「決闘でカタつけよう」とか「娘のために殺さないでくれ」とか散々言っておきながらもあっさり手の平を返して銃を抜くとか細かい駆け引きが多い。(オーレンの場合は青葉屋全体が復讐を盛り上げる演出だし)

けどバドはエルにさくっと毒殺されるし、エルもライバルとして存在感を持たせてたのに、ザ・ブライドと直接対峙する時間はヴァニータやらオーレンよりずっと短くて味気ない…(てゆーかパイ・メイあっさり死に過ぎなんじゃないかとw)

ビルに至ってはVol.1の血気盛んな復讐とは違って、お互いの心情やら愛し方を晒しあった末結局は刀を抜いてしまった結果=「脊髄反射的な復讐」なので、絵的にはやはり地味かなぁと。

こういう「Vol.1/Vol.2間の復讐劇の味付けの違い」は多分意図的なものだと思うんですが、それが私には逆に「ザ・ブライドの復讐の方向性のブレ」=作品的な面白さのブレと感じられて絶賛しきれないんですよね。

いや、タランティーノ映画は大好きですし彼のやりたい事も何となくは判るんですけど、ただ個人的には「修羅雪姫」みたいにまっすぐ冷徹な(つもりで、観客側としては大いに笑える)復讐劇が観たかったのデス。…Do you understand?(←Vol.1の千葉真一風に)

(´-`).。oO(つまんない、と言い切れないせいか歯切れ悪いね…)
      #いや、実際面白くはあるんだけどね。

キル・ビル Vol.2

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2004年09月17日

「神や仏を罵るな! 神や仏は泣いておられる…」 〜乱・雑感〜

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

という訳で、今更DVDレンタルで「乱」を観ました…暫し言葉を失い、宙を眺める。

映像や音楽(音響、と言うべきでしょうか)等に関しては言うことなしの出来栄え。素晴らしい、素晴らしいんです。だけど、何故か少し欲求不満のような苛立ちも微かに自分の中に燻ってるのが感じられます。そこでもう一度、ただ思索を巡らす。

そうして辿り着いた「苛立ち」の原因。それは最初の場面から潜んでた主要人物の描写の散漫さでした。と言うのも、肝心の一文字親子の行動原理が自律的じゃなく、「何かが起きたから何々を行う(言う)」という受動的なものが多くて、どうにも周囲に振り回されて終わってるような感覚があって誰にも感情移入できないんです。

そうした個人への感情移入を考慮せず、単に群像劇的に話の流れを観れば実によく計算されたいい脚本(作中で人の愚かさを叫ばせるのは個人的にマイナスですが)。それだけに、あの親子の相関関係が出来上がった過去の経緯を作中映像で挟めたら、もっとエモーショナルで映像美溢れた名作になったのでしょうけど…

とは言えそんな脚本面の細かい粗?を除けば、映像とカメラワークに戦慄できる程圧倒的な作品。何よりあれらの合戦シーンを日本で撮ったという事実、兵士をCGで描画・修正してない事実。今までこの作品に目を通してなかった自分が口惜しい。

うーん…何か言葉が纏まってないような感じ。でもひとまず更新。もう少し言葉や考えが纏まったら、改めて追記・修正で。

投稿者 shizune : 00:24 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月10日

映画の選定を、完全に誤った…

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

「さーて、今夜こそプレスコ奮闘記でも書くか」と思ってたのですが、ふと借りたDVD「ディア・ハンター」を観てすっかり沈んだ気分になってしまう何か間違った私…(あの映画がいい映画か悪い映画かの問題を捨象しても、十分暗い気分になる)

勝手申しますが、今晩の更新はお休みとさせて頂きます。…いや、あの映画を観た人なら、(方向性は兎も角)この重たい気持ちを分かって頂けるものかと。

(´-`).。oO(葬儀屋は言った、アメリカはいい国ですと…)
      #いや、その映画また別

投稿者 shizune : 01:01 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月05日

「怖い映画」を借りてみたところ…

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

今日は買い物に出た帰り夕立に降られたり、大きな地震で慌てたり色々ありました。台風の襲来頻度も例年に無く多いですし、今年は天変地異の多い年なのでしょうか…

それはさておき。昨晩〜今日とレンタルした「怖い映画」二本を続けて観てました。何だかお茶を濁すようなてきとーな更新ですが、今回はその感想をひとつ。まあ、どちらも今更な映画ばかりですが…

ボイス
 話の構成自体は割とまとまってる現代風怪談。なのに映画観てると薄ら笑いが止まらない。どうも度を越したホラーシーンを見せられると、私笑ってしまうタイプみたいです。つーかあんな毛だらけの家、あるわけないでしょーが!w

 しかし、ありがちなホラーに携帯電話ネタやら援助交際ネタやら体外受精ネタを織り交ぜていて、今風の趣向を凝らした脚本に仕上げているのはなかなかですね。でも怖くなかったので私的評価は低め。ホラーは本当に怖いか爆笑できなきゃ!中途半端に真面目なホラー映画って、観てる途中で醒めてきちゃうダメな私。

ミザリー
 昔テレビで観たんですが、ちゃんと観返したくなったので改めてレンタルを。キャシー・ベイツの演技が怖すぎます。手厚い看護の奥に潜んでる狂気と偏愛がキャシーの表情ひとつで顔を出し、作家せんせいに牙をむく辺りもう(((( ;゚Д゚)))ガクブルものです。納涼にはなりませんが怖いのは確かです。

 しかしただ怖いだけじゃなくて、カメラアングルや場面切り替えなどが非常に計算されていて、作家せんせいがどうなるのか予断を許さないストーリー展開はひじょーに映画として面白かったです。時間も短めで緊張感が切れにくくて良。

(´-`).。oO(無闇に優しい女には十分気をつけろ、ってこったな…)

投稿者 shizune : 23:20 | コメント (0) | トラックバック

2004年08月31日

アジアの色彩で、欧州テイストの恋愛映画。〜夏至・雑感〜

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

八月FB、まだインストールだけ…色々積み過ぎだよ>私・゚・(つД`)・゚・

それはさておき、昨晩〜今晩借りてた映画DVDを続けて鑑賞。その一本目の感想を。

夏至(トラン・アン・ユン監督)
 学生時代に「青いパパイアの香り」(DVD絶版)を観て映像センスが気に入ってた監督の作品で、前々から観ようと思ってたのですが…夏至どころか残暑だよもうw(そう言えば「シクロ」もちゃんと観てなかった…TVか何かで断片的に観ただけ)

 この監督の映画の特徴は「ストーリー性・言葉」の組み立てより「シーン・映像」の組み立てが中心になってて、ベトナムの空気を詰め込んだような新鮮な映像がゆったりとした気分を与えてくれる(映画の内容で安らぐ訳でなく)ところです。

 日本やハリウッドの恋愛映画だと会話とかプロットが中心で映像的なものは割と二の次って印象を受けるのですが(実際に凝ってたとしても話や舞台と無関係なことが多いように感じます)、この監督は欧州的な「場面場面を緩やかに繋ぎ、細かい繋がりは説明しない(or観る側の想像に委ねる)」雰囲気が強い感じです。

 そんなシーン毎に置かれた必要最小限の台詞と言葉を補う映像シーンの混成が、雨降りがちなベトナムの夏と恋愛に揺れ動く三姉妹を鮮やかに描き出してます。どちらかというと原色的な色使いの映像なんですが、それが却ってベトナムの「空気」というか存在感を瑞々しく、かつ穏やかに描き出してていい感じです。一言で言えば「しっとりとした美しさ」。私はひじょーに観てて和みました。

 あと、恋愛的な男女の違いが地味ながらも上手くシーンを動かしていたところに女性の大胆さと繊細さの微妙な匙加減が垣間見えて、私はすごく好きですこれ。年齢の割に三姉妹がピュア過ぎるようにも思えますが、ベトナムの女性はピュアなんでしょう、多分(或は日本の女性がいい意味で逞しくて実利的なのかも…)。

夏至 特別版

発売日 2002/01/25
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☆ゆったりリラックスできる不思議な映画です☆
ベトナム語学習にはいい教材かも…
アジアの官能

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あと、私信がひとつ。

○私信:来島あわ(淡色館)さん
 #私の耳は聴き飛ばし/聞き間違い多発する耳なので当てになりませんけど…

>「とりあえず確保しておこう」から「即プレイ」に格上げとなりました。

 私のレーティングでいくと「少し様子見」→「DC版だけ購入する」って感じで。

>雪さん次第では格下げの可能性もありますが・・・

 私的には「誰が演っても賛否両論になるだろう」と思ってますので、期待も
 不安もありませんねぇ…雪さんよりはアリマリの方が気になるかな、多少。
 (付け足しでアレですが、誕生日絵のアリスはちょっと…面白かったですw)

投稿者 shizune : 22:21 | コメント (0) | トラックバック

2004年07月30日

揺るがぬ表情、鋭い視線、美しき剣鬼。 〜修羅雪姫・雑感〜

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

今日は買ったまま数日積んでいた「修羅雪姫」を鑑賞しました(釈ちゃんの方じゃない)。

動機としては至極不純で、「キル・ビル」の使われた元ネタだからです。ごめんなさいごめんなさい! でも、キル・ビルが世に出なかったらきっと修羅雪姫もこうしてDVDで発売されることはなかったと思います(キル・ビル上映後発売ですし…)。

そして今更「修羅雪姫」鑑賞。…すっごく面白いですっ!(どこがどう面白いか語るのが野暮なくらい、最初から最後まで楽しめましたよ〜)と同時に、この映画がキル・ビルに対し多大な影響を及ぼしてるのを再確認しました。

例えば雪が一人目の男に対峙する時「見覚えないかい?」と尋ねる場面があります。これってキル・ビルのアニメシーンでセーラー服オーレンの台詞、「あんたが殺した、誰かに似てないかい!?」と凄むシーンの元ネタ?じゃないですか。ああ、そうかー!w

他にも、最初の修羅雪のアクションシーンのジャンプ(→ザ・ブライドが見せる)や蛇の目傘&刀の二刀流(→オーレンが刀と鞘の二刀流)など類似点が目につきました。
※一部勘違いがあるかも知れません。その際はお手柔らかにツッコミ入れて下さいw

(えーと…何だか、言葉がうまく出せないなぁ…今、自分でもどかしさを感じてます)

ただ、この映画の面白さというのは単にアクション部分からもたらされるものではなく雪の生い立ち等設定部分、涼やかな普段の所作と復讐の折見せる鋭い視線のギャップ、復讐の相手が弁護のしようもない悪党ばかりであることなど、純粋に映画としての面白さがきっちり組み立てられて映画として成立してるおかげだと私は感じました。

個人的には手放しでお勧めしたい映画です。…キル・ビルの元ネタ云々抜きにして!w
(´-`).。oO(今度レンタルで、釈ちゃん版と観比べてみようかな…w)

修羅雪姫

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おすすめ平均
梶芽衣子には復讐劇が良く似合う
美しい!
アメリカでそんなに人気があったのか・・・

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2004年07月28日

灼熱の向こう目指し、自転車は疾走する。 〜茄子 アンダルシアの夏・雑感〜

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

要するに、今更「茄子 アンダルシアの夏」を観た感想などを少々。まあ季節はちょうど夏で今年のツールも終わったところですから、これもありかとw

私個人の主観だけで言えば、自転車レース場面だけでアニメ作って欲しいですね。

「ど素人自転車好き」(年に一度ツールの経過を追いながら楽しんでる程度です…)の私ですが、レースチームの駆け引きとかどこかで聞いたことのあるような選手の名前とか。茹だるような陽射の中走る一団とか終盤市街地での競り合いとか。そんな「自転車レース」が(カメラアングル含め)アニメで表現されてて面白かったです。(但し、生のレースというよりは表現手法のせいか終始テレビ中継くささがあります)

あと、スペインの放送をリアルにやるなら、もっと騒々しい喋りでいいと思います(^^;CVの割り振りとか音楽とか、余りスペインの彩りが出し切れてない気がしますね、私は。「日本産のアニメだからあれでいいんだ」と言われたらそれまでなんですけど…

反面、個人的に兄貴とペペの間にあった昔話とかは全体の尺から言って中途半端な感じ。言い方を変えると「もっとあっさり表現すればいい場面を日本人向けにしたせいか丁寧に説明・描写してて、映画全体の味付けが『自転車レース』中心なのか『兄貴とペペのドラマ部分』中心なのか不明瞭な印象を受けました。

例えばあれがTVアニメ1時間ものであれば「ああ、よく出来た自転車アニメだった」と思えるのですが、単体で劇場映画として観ると「時間もちょっと短いし、レース場面も兄弟ドラマも少しあっさりしてやしないか?」と疑問な尺じゃないかと愚考します。

確かに素材も料理の仕方も良いもの使っているのですが、全体的なボリュームが薄いせいか微妙な物足りなさを感じるのも事実。…とは言ったものの、ふつーの日本人が密度の濃い自転車レースシーン延々見せられても退屈でしょうし、ペペのレース場面抜きで延々兄貴とカルメンの結婚式やられるのも、ちょっと。

最後に簡潔な感想を述べると、「これ美味しいね、でもお代わりないの?」。

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2004年06月30日

レンタルDVDで映画鑑賞:スズメバチ

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

結局、今月は映画館に足を運べませんでした。六月なのに異常にバテました・゚・(つД`)・゚・
そこで、レンタルしたDVDで映画鑑賞(これさえ久々な気が…)しました(夏バテしてたせいもあってか、ここ数日の日記はお疲れ気味でした、はい)。

観たのは、劇場公開の時気がついたら公開終了されてた「スズメバチ」。今更かな。内容を簡単に書くと、「極悪犯を護送してる特殊警察と本格武装したマフィアの衝突に、居合わせた強盗ac団と警備員が巻き込まれるアクション?映画」って流れ。

これで人間関係が複雑に絡んでいれば、密度が濃くて「何度も観たくなる映画」になるのですが(単に私の好み)、そこまで人間関係が凝ってる訳ではなくて。かと言って場面場面のノリやテンポが良いかというと、前半各自が集結?するまでの説明的なシーンは特にインパクトのある人物が出る訳でもなく、結構地味。

その代わり武装とか動き方は中々緊迫感があっていい感じ。私の場合その辺の人物と関係ないとこしか印象に残りませんでした…見方が浅いせいかも(・v・;

気軽に観るにはいい映画なんですが、DVD買って何度も観るかって言うと微妙。(DVDの価格が微妙なせいかも知れません、これが3,000円台なら買っていいかも)

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フランス人の隠れた嗜好?
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2004年06月11日

<紹介>私的に、本気で昨年ベストムービー。「リベリオン」

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

※以下の感想文は、以前私が運営していたサイト文章の再録版です。もし旧サイトで既に目を通された方がおられたら、手抜きで御免なさいm(_ _)m

<以下、リベリオン感想>
 観ているうちにそんなツッコミが無意味になる程、主人公プレストンが圧倒してくれます。まずは最初の突入シーン。画面が完全な暗闇に覆われます。映画館でこれをやられると、見ている我々も暗闇の中に放り込まれます。「どうなるんだろう」と息を呑んだところで…

マズルフラッシュと銃声。その僅かな光に映える黒衣の聖職者と、倒れる敵。

 聖職者(クラリック)の強さと神々しさがこの数瞬で、印象強く観客に植え付けられる。その強さの秘訣、それは…ガン=カタ(以下)。東洋武術や拳銃技術の修練、そして弾丸の軌道などの数理的分析から会得できる究極の武術。映画を観ずにこれを読んでいる人やこのテの映画を見慣れた人間はたぶん、「ま〜た海外映画のいかがわしいアクションか」と思っているだろう。その偏見は間違っている。それが証明されるのが…

犬一匹を守るため、プレストンが警官隊を鮮やかに抹殺する場面(・ぇ・?

自分に銃を向ける警官二人を速攻で同士討ちさせたのを皮切りに、二挺拳銃を手にしたプレストンが舞い踊り反撃の隙を与えずに警官隊を全滅。半ば廃墟と化した町の夜、黒衣の聖職者が華麗に踊り殺す場面。黒と黒の調和。そうか、クラリックの漆黒の着衣はこういう場面のために誂えたものだったのか…

途中のプレストンの苦悩や感情に目覚めていく過程も見所と言えなくはないのだが、どちらかと言えば物語の進展のためのプロセスであり、作品の本懐は抑え目。そして遂に作品世界の支配者であるファーザーとプレストンが対面する時…プレストンは白衣。この白衣が白稜柊男子制服大日本帝国軍人と言わんばかりの正装。ポン刀所持だし。 ファーザーの部屋へ力ずくで突入するプレストン。制止せんと一斉に銃を構える武装兵団。

マトリックスのビル突入シーンよりも鮮やかに、プレストンの二挺拳銃が舞い踊る。時折挿入されるマガジン交換シーンが、何とも言えず痺れるのです。

プレストンが辿り着いた部屋の扉を開けた時、ファーザーの招待が明らかになり…そして達人同士の対決! 凄すぎて私は爆笑しました。

言葉で十分説明しきれないのは重々承知ですが、簡単に状況を描写。お互いに腕を絡ませあい銃を向け合った状況で、片方が銃で頭を狙えば即座に相手が銃を払い除けて弾丸直撃を回避。この応酬が度も何度も続くという、当事者以外には一見バカバカしく見える激戦。

ストーリー・世界観的にはSF小説漁れば珍しくないのですが、その世界システムを維持する執行者=クラリックが見せる。 その二挺拳銃っぷりが爽快でした。未見の方は是非。

最後に…この映画とプレストンさんの挙動不審さに対し、愛のないツッコミは禁止っ!w

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2004年06月07日

<紹介>昨年度No.1のお勧めかも…「シティ・オブ・ゴッド」

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

人にDVDを貸して勧めたら、好評だったようなのでblogでも改めて紹介します。
※以下の感想文は、以前私が運営していたサイトの文章の再録版です。もし既に目を通された方がおられたら、手抜きで御免なさいm(_ _)m

シティ・オブ・ゴッド
 (第76回アカデミー賞監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞ノミネート
 要するにリオデジャネイロの郊外のゲットー「神の街」で繰り広げられる闇の権力争いの話。(1960年代〜80年代に繰り広げられた実際の抗争に基づいて脚本・映画化されたそうです)

 権力とドラッグのために大人も子供も銃を片手に人を殺してのし上がる。そんな物語だと聞くと、どこか陰惨な雰囲気を日本人は勝手にイメージしてしまうでしょう。しかしこの映画にはそんな暗いムードはなく、ラテンのノリ&ダンサブルなBGM(作中流れた「kung-fu-fighting」には流石に笑ってしまった)に合わせて淡々と物語が展開していくので、素直に映画として楽しめます。

 脚本面から観れば、実話をモデルにしているせいか物語・言動の流れがきっちりしており、人間関係の流動性・構図も意外性に富みながら破綻した部分がありません。映画のストーリーテリング自体は非常に淡々としてるんですが、淡々としているおかげで人物と出来事の流れがスムーズに頭に入ってくるし、しかし説明過剰にもならず(私的に)とてもいい塩梅でした。

 映像面からいうと、意図的なものかブレが多かったり、画面の明滅が強かったりして多少見づらい場面もあります。しかし全体を通して観れば「リオの貧民街」の空気をちゃんと表現していたと思います。更に暴力・セックス描写を避ける事無く、しかしそれらを過剰に煽ることなく淡々と映像に捕らえているさまはある意味スタイリッシュとさえ言えるかも知れません。(リトル・ダイス少年が笑いながら銃を撃ち人を殺すシーンは流石にちょっとだけもの悲しい部分がありますけど…)

 人物関係、映像、音楽、物語。これらが過去と(映画の中の)現在を行ったり来たり絡み合って紡がれたもの。それがこの「シティ・オブ・ゴッド」。上映される場所が非常に限られてましたけど、今ならDVDで気軽に楽しめます。マジお勧めです。

シティ・オブ・ゴッド DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組)

発売日 2003/12/21
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ワタクシの本年度No.1です
おもしろい、と思えてしまうことが怖い映画
「星6つ」 ってないんですか?

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2004年05月16日

買ってから一月半経って漸く見返した「マトレボ」。

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

えーと、やっと「マトリックス・レボリューションズ」見返しました。見返してみたら、結構退屈な感じがしました。やっぱり結末分かってるからかなー? ※観た初回は11/5・23:00=まさに封切り初回です。翌日仕事だったのにアホですね。

しかし「如何に退屈だったか」を書いてもあまり意味がない気がしますので、初回観た時書いた感想を多少手直しして再録することにします(手抜きって言うなー!)。すいません、今更流行遅れな感想書いちゃって…・゜・(つД`)・゜・

<以下、旧サイトで上映直後に書いた感想>

※この頃は「思ってた通りだけど、まあ面白かった」って感じでした。

以下のように置き換えてみましょう(私の個人的な誤解も含まれてると思いますが、枠は外してないかと)。

ネオ=イエス・キリスト
(エージェント・)スミス=原罪
マシン・シティー=ゴルゴダの丘

つまり「レボリューションズ」が描いていたのは、救世主であるネオが人間の持つ原罪、「人間こそが世界を管理する存在」だとする傲慢=膨張した「法の」象徴スミスを背負い、機械仕掛けのゴルゴダの丘から現世を離れるという筋書き(かなり誇張気味)。肥大化して人間やプログラムの制御圏外に出たスミスをネオが浄化する、みたいな。(キリスト教の解釈じゃないものも混ざってるような気がしますが、流れはこんな感じ)

一作目では、救世主として見出されたトーマス・アンダーソン=ネオが世界の構造を知り、マトリックス世界の法=エージェント(代表がスミス)を超越した救世主として覚醒する話。彼を死から救い出したのは、トリニティ(=三位一体 ※1)の愛。
※1=父(デウス・エクス・マキナ)と子(ネオ)と聖霊(ネオが齎す平和)の御名において…
   なんて言ってみたり。「無神論者がそれを言うな」と反論されそうですが。

「リローデッド」は、覚醒した救世主・ネオが自らの指標を自覚し、その一歩を踏み出す話。ただ、映画としては世界の因果をめぐる講釈と、その繋ぎのアクションが噛み合わなくて、キリスト教的知識を持たない人(大半の一般的日本人)には難解な物語に見えたかと。

「ザイオン」が聖地イェルサレムであると明示するかのような場面、展開のせいもあってエジプトでは「リローデッド」が上映禁止になった出来事は、記憶に新しいかと。
※救世主がザイオンを救う→イスラエルと戦争を続けた中東国には承服し難い内容。

ちょっと話が逸れましたね…有り体ですが、改めて「マトリックス」の方向性について。

「マトリックス」という作品では、人間の現実世界(肉体を以て知覚する世界)と、マトリックス世界(人間の精神が知覚できる世界、電脳世界とも言える世界)がある。後者にいる=後者を「現実」として知覚する人間は仮初の変わらない日常を送り、前者にいる=電脳世界から開放されて、自らの肉体で世界を知覚できる人間達は、後者を支配・制御する秩序=機械生命体との終わりない戦いに明け暮れている。

我々の視点から見れば「仮想世界に縛られた人間の、現実への解放」と取れますが、だからと言って仮想世界を、仮想世界に没頭する人間を否定していいものでしょうか。

作中ネオとスミスの膨張によって、現実と仮想世界の境界は次第に曖昧になり、特に「レボリューションズ」ではお互いが世界の枠を越えて戦いを展開していきます。そしてデウス・エクス・マキナ(機械神)の「では、お前の望むものは何だ?」と問われ、ネオはこう答えます。「Peace(平和)…」と(この後、マトリックス世界での最終決戦)。

私は、ネオの「Peace」が相互の世界を認めそれぞれに平和を希求したと考えます。自分が存在する世界だけでなく、自分が「認識」「知覚」し得る世界を見据えた言葉。…我々が存在しうる世界は複数ある。それらの世界とどう共存していくか。その一つの方向性を描いたのが「マトリックス」なんだろうなぁ…と思ってみたり。
#あ、でも、脳内妻がいたり脳内妹がいたりするのって、こういう世界観か(違

以上、妄想と戯言に包まれた「マトリックス・レボリューションズ」感想。

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ここにマトリックス3部作ついに完結!!!
ザイオンの戦いに大和魂を見た!

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2004年04月19日

KILLBILL Vol.1に於けるガイジン日本語の意味

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

えーと、順番が逆な感じもしますが、昨晩観た「キル・ビル」の感想を改めて書きます。つっても、劇場に三回観に行ってますので、DVDでは細かいカット割確認しつつの視聴ですが。

先ず気付くのが、これだけ暴力的で下品な映画であるにも関わらず然程不快感なく楽しめる。何故か。(とりあえず、私がタランティーノ信者だって事実は置いといて、ですね…)

理由を私の足りない頭で考えたところ、「これはフィクションだ!」って予防線が多数あったから。フィクション、娯楽映画。そんなものに一々「残虐だ!」と目くじら立てるのは大人気ない。そういう結論に至りました。では、私が言う「予防線」とは具体的にどの辺りなのかと言えば…

1)ユマ&ソニー千葉(orルーシー)のちゃんぽん会話
 字幕版で観れば日本語と英語がないまぜなんですが、当事者同士の会話としては不自然です、大抵。しかし観客の我々からすれば、両方の言語の意味だけ見て会話が一応成立?してるよう見えます。こうした読み取り作業が映画=フィクションならではの楽しみ方であり、予防線となる訳です。

2)クインシージョーンズのIronside
 作中では「殺しのサイレン」みたいな使われ方でしたが…これは「復讐する」って明示ですね。♪ぱっぱらっぱらっぱ〜 と効果音口ずさみながら実際に相手殴ったら、相当アホですね。

3)男はみんなやられ役じゃ!
 ここまで徹底して男が雑魚って映画、余り記憶にないのですが…本作の「戦う女」達は強いですね。シュワルツェネッガーが刀持ってりゃごく普通のアクション映画で終わるのですが、この戦士役がシュワではなくてユマで、殺すは野郎となると…あら不思議。まるで別物。

大雑把に書いたらこんな感じでしょうか。しかしこの辺が「キル・ビル」の面白さですよね。こんなバカバカしい娯楽映画、タランティーノじゃなきゃ撮らない&撮れないでしょう。…って、私は彼のそんなバカさ加減が最高に好きなんですけどね。

(´-`).。oO(Vol.1何回観ても、Vol.2のビジュアルイメージが頭にうまく浮かばない…)

キル・ビル Vol.1

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2004年04月04日

「奇跡の丘」DVDを観る。

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

来る「パッション」に備えて(?)「奇跡の丘」を鑑賞。

キリストの生涯を辿った映画なら他にも色々(廉価なものが)あるのですが、私が個人的にパゾリーニ好きかなという理由だけでこの映画を選んだ次第です。

観終えて思ったのは、「こりゃ聖書読みながらじゃないとニュアンス掴めないな」と。中国の人が「三国志演義」でOKでも日本人的に吉川三国志じゃないとダメ、みたいなものかな?

それから、「パゾリーニ自身が無神論者のためか、宗教的な押し付けがましさがなくて良かった」。その代わり、キリストがパリサイ派に対する革命者のように描かれてる感じがしましたが…(自分達と違う考えを説いて回る存在だから、革命者に見えるのが自然なのかも知れませんね)

映画そのものの作りで観ると、昔の映画だからかヨーロッパ映画だからか、台詞が非常に少ない。それから内容が非常に淡々とした感じ。映像や台詞で感情を喚起しようとか、余計な演出が殆どない。こういう「感情の押し売り」がない映画というのは、観てて非常に楽しめますね。私の場合。と言うより、映像に対する想像力が麻痺するのを恐れて、私は時折古い名画に手を出すのかも。

<結論>マタイの福音書ダイジェスト、的な意味では良い映画かも。(いや、聖書の類は精読してないので余り当てにしないで下さいね)

奇跡の丘

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パゾリーニとしては傑作とはいえないが・・・

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2004年03月27日

同じ「挫けぬ男」でも、ヘミングウェイよりはこちら。

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

「ショーシャンクの空に」
廉価になるまで手を出しませんでした。欲しい映画のDVDが多くて、中々ここまで…劇場以来10年ぶりに観返したのですが、相変わらず観終わると爽快感溢れる良作です。
  
しかしこれ上映してた1994年、良作多すぎ。私が好きな&オスカーノミネート作品だけで、
☆パルプ・フィクション (これ無くして私の映画趣味は語れません…)
☆ショーシャンクの空に (詳しいことは、この後つらつらと)
☆クイズ・ショウ (同監督の「リバー・ランズ・スルー・イット」もいいですね)
☆トリコロール/赤の愛 (うーん、流石に十年も観てないと三部作の詳細は失念しますね)
☆若草物語 (この頃くらいまでのウィノナ・ライダーは…以下略)
※フォレスト・ガンプは…いかにもアメリカ受けな感じで余り好みじゃなくて。

とまあ、当時劇場に頻繁に足を運んだ記憶だけは確かにあります。その中でもDVDを欲する位まで好きなのは、「パルプ〜」とこの「ショーシャンク」くらいかと。 (「トリコロール〜」も観返したいんですが、流石にDVD買うところまではいきません)

閑話休題。ここからは映画本編のお話。実に今更な感想ですが、折角観返したので…

 何も刑務所で長く暮らしてるレッドに限らず、人間歳と共に身に付けていくものが有ります。一つは処世術。顧客や上司との軋轢を妨げる為だったり、友人達とうまく付き合う術だったり。もう一つは妥協。自分を取り囲む環境と折り合いをつけ、現実に適応していくための術。 これらを持った人物の代表として、ショーシャンク刑務所の「調達屋」レッドが登場します。

もう一方では、冤罪により終身刑となったエリート街道真っ只中だった男・アンディが登場。冤罪で終身刑になるだけで普通なら自暴自棄になるか諦めて刑務所の色に染まるでしょう。 しかし彼は諦めてカマを掘られることもなく、自分を捨ててしまうでもなく、世界と接します。やがて彼は持ち前の知性と根気(希望)で自分の境遇を切り拓き、環境を変えていきます。その過程が絵空事と分かっていながら、観ていて実に爽快で物語的に説得力を感じます。

レッドには物資を調達できるコネも人望もあるでしょうが、それは限られた環境でのみ有効。アンディには知性も希望もあるのでしょうが、自分の境遇で両者が常に有効とは限りません。理想的すぎる個人=アンディが単身で万事を解決し希望の未来を紡いでいく訳ではない。かと言って現実に適応した人物=レッドが現実に埋没するでもなく理想を礼賛するでもない。両者の関係性、境遇ゆえの悲喜劇、そして時間の経過。全てが繋がって得られる爽快感。

原作の賜物か、脚本・監督のフランク・ダラボンの手腕か。何れにしても見事な一作。

ショーシャンクの空に
フランク・ダラボン

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2003年11月07日

今はもう喪われた冒険心の結晶

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

アマゾンから、遂にキタ━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━!!!!

○待ちに待った「アドベンチャーズ・オブ・インディ・ジョーンズ コンプリートDVD」が届きました。
 とりあえず、何も考えずに「レイダース 失われたアーク(聖櫃)」を鑑賞。映像がリマスターされてるせいかも知れないけど、古さを感じない作り・展開。(・∀・)イイ!パラマウントはDVD化に対して消極的な会社でしたが…発売されてよかったです、はい〜♪

 「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」を観ながら雑記…なんて書けるわけないでしょーがw いやー、つい画面に魅入ってしまうなぁ…そしてジョン・ウィリアムズの音楽(特にテーマ曲)。

 …とか何とか言ってる間に、「〜最後の聖戦」流し始めてますよ私。ほんと今日は日記書く気ないなぁ…すいませんが、好き勝手にDVD観させて頂きます。

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2003年10月08日

ほんとうにたいせつなこと

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

「二つの塔」観終りました…
 終盤、劇場で見てても身を震わせて感涙してしまったんですが、家で観ても同じところでまた泣けてしまいました。やっぱり今年一番の映画です…(;v;

 一部には「二つの塔」という題名が某国の事件を思わせるとか瑣末な風評が立ちましたが、そもそもLotRは「神話の物語」であって、「神が死んだ」現代の尺度では計れない世界です。 それを政治・経済による統制が進んだ世界の価値観で安直に眺める姿勢はどうかと…

 LotRの世界で世界を救うべく頑張る人達の中心にいるのは、ホビットという種族。食べること、飲むこと、おしゃべりすること、そしてその中で日々の暮らしを楽しむこと。そんなプリミティブな楽しみを知るホビットだから、「力の指輪」を捨てられたのではないかと。そういう地に足ついた「人生の楽しみ方」を、見直してもいいんじゃないかと。

 私はLotRの世界・人物に触れるたびそんな自省をします。…といっても、私は十分物質文明に毒されてますから、もう手遅れなんですけど(^^;

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2003年05月22日

吹替え二種類で二度美味しい?

 カテゴリー:録画やDVDで観た映画

○今日の気分転換。「マイノリティ・リポート」。発売日ですので。劇場に行き損ねましたので。

 映画のストーリー・設定面。まぁ、ディック原作の映画化ですから、これで良いのでしょう。
ディックの作風を正直に映画にしたら、アメリカ映画にはならないだろうしなぁ…まあ普通。

で、わざわざジョンとアガサの吹き替え二種類あるので、まずは須賀/水樹Ver.で鑑賞。
想像どおり(登場人物の設定・雰囲気と声が)微妙に合ってないんですが、総合的にみれば
及第点ではないかと。でも、次回からはもう片方(堀内/根谷Ver.)で鑑賞すると思います。

一回目鑑賞おわり。分かりやすいオチだなぁ…原作はきっともう少し嫌な話だろうなぁ。

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