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2003年09月21日
映像美を取るか、躍動感を取るか 〜英雄(HERO)・雑感〜
カテゴリー:劇場で観た映画○今日は夕方から出かけて、映画「英雄(HERO)」を観てきました。
敢えて詳しく書きませんが、無名の刺客と秦王(後の始皇帝)が語り合い駆け引きするお話。
やりたいことは分かるし充分それは表現できてる筈なんだけど、全体的に間延びした印象が。合間合間のアクションシーンと物語(対話シーン)が絡まってないと言えばお分かり頂けるでしょうか。
対話シーンは対話シーンで先が読めない面白さがあり、語り中の回想(=アクション)シーンも実に明快で魅せる作り。それなのに両者がなかなか噛み合ってこない感じがして私的には少し退屈な感じが…(映像としては非常に綺麗なんですが、今ひとつアクションのスピード感・緊張感が足りないような)
これって、「マトリックス・リローデッド」の時に感じた印象と似てるんですよねぇ…アクションを魅せようと趣向を凝らして挿入したら、やや冗長で物語本筋とズレる、みたいな。
あと、場面場面どこもフィールドが広すぎる(=開放感がありすぎる)のもマイナスかも。絵(映像)としては綺麗になるんでしょうが、アクションの緊迫感・スピード感が和らぎますし。
しかし、場面(背景)とキャラ感情を反映させた衣装の色は見事。…ワダエミさんか。納得。
という訳で、アクション映画を期待して観に行くと少し肩透かしを食らいます。飽くまでもアクションは映像に彩りを沿える手法で、本懐は始皇帝と刺客の対話の膨らみ=ドラマ部分と割り切って観に行くといいかもです。
投稿者 shizune : 2003年09月21日 22:32
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