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2004年07月27日

嘘や矛盾を両手に抱え 「それも娯楽だ」と悟れるの?

 カテゴリー:はにはに東奔西走

このblogで以前DCはにはに感想を書いたところ、

>美琴だい二のルートはやったんですか? (イタリックはコメント引用)

というツッコミを頂戴しました。正直あの話始めると面倒なので、できれば「ほなみん(・▽・)萌えっ!」で終わらせたいのが「頭の悪いただのえろげバカ」である私の本音。

しかしながら、頂戴したコメントの真意としては「何でそこだけ感想コメントがない?」っていう率直な疑問(orちゃんと感想書きなさいという叱咤)だと感じ取りました。(あと、私のこの↓コメントに対するツッコミの意味もありますか…>いやまあ、えっちシーンが有るか無い(仄めかしだけ)かの違いだけですので…

頭の悪い私なりに、つらつらと思うところを書いてみようと思います。但しネタバレ有。

DC版追加シナリオに3つのルートがあるのは、プレイされた方ならご存知かと思いますが、

委員長シナリオは前にもちらりと書きましたが大筋ではほなみんルートと殆ど似たような道筋で、しかしトンデモ歴史ネタ(てゆーかキバヤシ委員長の名推理)でフォステリアナの交配を理由付けてた、なかなか笑えた面白シナリオで好きですよ。

柚香シナリオは、はにはにのもう一つの顔=「SF風味のおはなし」を悉く捨象した、半ば楽屋オチのシンデレラを本懐とした気軽な「おまけシナリオ」だと感じました。(このシンデレラって、美琴追加シナリオの「まるでシンデレラ」と繋がりますか?)

しかし、
美琴追加シナリオは「SF風味」をよりSFらしく味付けして思い切り失敗しちゃった嘘と矛盾の色の強いシナリオなので、個人的には生暖かい目でスルーしたい感じ。

 具体的に何が問題かを言わせて貰うと、はにはにの脚本全体に潜む致命的欠点=「肝心な設定部分が悉くぼかされてる」状態が、このシナリオでは酷い虫食い状態を生み出して、設定や構成の歪さを他シナリオ以上に露呈してしまうんですよね…

 例えば、マルバスを持ち出した人間(組織?)の正体や行動の意味に説明がない点。玲がワクチン投与に際して取った指揮から考えると「政治的に」病院内を掌握できてると考えるのが妥当でしょう(でなきゃ恭子へワクチン投与を命じても機能しない)。しかし、掌握できてる筈の病院に「裏切り者=マルバスを外部に持ち出した者」が存在する。誰が何の為に持ち出したか、全く説明がない。脚本上の手落ちですよ…

 「甲種大量感染の発端である女子学生の未来からの転移」の件でも、未来でチェックを済ませていれば学園側で再チェックを行わない。学園側の考えが甘すぎますよ。(脚本の都合でわざと甘さを作ってるなら、脚本家の理解不足、無能さの露呈です)世界を滅ぼしかねないウイルスが蔓延した世界から人間運び込むんですから、当然ウイルスチェックの二重化システムくらい運用してる筈でしょ?(苦笑)

 こうしたシナリオ上の不整合が元々PC版「はにはに」全体に散見されるんですけど、「SF風味のトラブルに見舞われても二人は愛(とフォステリアナという小粋な道具)で乗り越える」っつー実に安直かつ王道な結末と、前半部分「女の子たくさんで賑やかな日常の楽しさ」で押し切るから、他シナリオはキャラ萌えで許されるんじゃないかと…

 それなのに、美琴追加シナリオでは、不整合がちらほら出そうなSF的ガジェットを詰め込んで纏め上げようとして、却ってボロが出てるというある意味悪循環な構成。簡潔に言えば「蛇足」「裏設定で済ませるべきシナリオ」と言うしかないですね…

(´-`).。oO(いや、美琴をメインヒロインとして固めたい意図は分かるんだが…)

投稿者 shizune : 2004年07月27日 23:02

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